便秘に悩んでいる人必見!根本的な原因はもしかすると“寝不足”かも?!

便秘に悩む人ってとっても多いですよね。慢性的な野菜不足だったり、運動不足も原因だったりする。

とはいえ、食生活や運動習慣を変えたのになかなか改善しなくて、市販の漢方薬などお薬に頼ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

そんな便秘に悩む方必見!

今回は実は、便秘睡眠の関係についてのお話です。便秘とは全く関係がなさそうな2つですが、実は大有りなんですよ。

詳しく見ていきましょう。



寝不足と便秘が関係している理由とは?

早速本題に入りますが、どうして寝不足便秘が関係してくるのでしょうか。

その理由はずばり、“自律神経”が関係しているといいます。

自律神経とは、簡単に言うと私たちの身体の中にあるあらゆる器官が活発に活動するために欠かせない神経のこと。

自律神経によって、身体の中にある器官の行動をしっかり調整されているからこそ、私たちの身体は正常に活動できているんですね。

そんな自律神経ですが、実は2種類の神経で成り立っています。

  • 交感神経
  • 副交感神経

交感神経は日中に活発になり、副交感神経は夜に活発に働いてくれる。

こうして2つの神経によって、24時間ずーっと働いていてくれているというわけなんです。

そんな自律神経が調整しつづけてくれている器官の中の一つに“”があります。

ここがキーポイントになってくるんですね。

 

寝不足によって腸の動きが鈍くなる可能性がある!

私たちの身体に数ある器官の中で、実は副交感神経が働いているときに活動するといわれています。

腸だけではなく、消化器官の数多くは副交感神経が優位な時に働く仕組み。

つまりは、腸は私たちの身体が休んでいるときにこそ、精力的に働いてくれるんですね。

ここまで来ればもうお分かりかもしれませんね。

寝不足になってしまえば、必然的に交感神経が優位に働きますよね。

こうして自律神経のバランスが取れない状態になり、上手に副交感神経に橋渡しができない状態に。

その結果、腸の働きも鈍くなってしまい、便秘になりやすくなってしまうというメカニズムなんですよ。

 

寝不足が間接的な理由だって生んでいる可能性もある

自律神経のバランスの乱れによる腸の動きだけが、勿論理由ではありません。

その他にも、間接的に寝不足によって便秘になりやすい事例も数多くあるようです。

いくつかピックアップしてご紹介すると…

寝不足によって、食欲不振になり、便をそもそも上手に作れ出せなくなっている。
睡眠不足で、頭がぼーっとして朝ごはんなんていらない…そんな経験はありませんか?そもそもの話、食事の量が減ってしまえば、便自体を作り出す材料不足に陥ります。

その結果、便秘になってしまうんですね。

便を作り出す時間が不足してしまっている。
実は便は、夜私たちが寝ている時間帯に作られているといわれています。そうして夜中に作られた便が、朝排便される。だからこそ、寝不足になれば便が作られる時間が短くなってしまう。

その結果として、便を作る時間がなくなってしまうんですね。

排便する時間がなくなってしまう。
寝不足で朝起きる時間が遅くなってしまうことで、排便せずに出勤するという方も少なくないはず。便意を逃してしまうとそのまま便秘につながる可能性も十分あり得ます。

便秘は続けば続くほど、身体の様々なところに支障をきたしてしまいます。

寝不足とは関係ないと思っているのは大間違いです。

なかなか寝不足イコール便秘とは考えにくいかもしれませんが、一因になりえるということはここまでのお話でおわかりいただけたはず。

便秘がなかなか改善しない人は、自分自身の睡眠時間睡眠の質もいったん振り返ってみてはいかがでしょうか。

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