イライラしてしまう原因には寝不足、不規則な食生活、喫煙、飲酒といった生活習慣が原因になっている場合があるということをご存知でしょうか?
世の中には些細なことで腹を立てる気の短い方もいれば、大抵のことを笑って受け止める気の長い方もいて、こうした違いは生来の気質やこれまでの経験によって培われた人格によるものと考えられがちです。
基本的に人間が他人に優しくできるのは心に余裕がある時なので、どれほどの人格者であろうと、心に余裕がない時は他人にキツく当たってしまうということもあるでしょう。
体に疲れが溜まった寝不足の状態では心から余裕が失われるので、寝不足でイライラしてしまうというのは極めて自然なことであり、誰にでも起こり得ることだと言えます。
寝不足とイライラを科学的に
近年、国立精神・神経医療研究センターの研究チームにより、寝不足によるイライラを科学的に解明するという調査が行われました。
脳の活動を画像化する装置、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)を使用し、20歳から31歳の男性14人を4時間の睡眠を取るチームと8時間の睡眠を取るチームの2つに分け、5日間における脳の活動を調べるというものです。
その結果、4時間の睡眠を取るチームは8時間の睡眠を取るチームと比べ、恐ろしい表情の画像を見せると脳の扁桃体の活動が活発になることが分かりました。
なお、幸せな表情の画像では脳の扁桃体の活動に差異は生じなかったとのことです。
つまり、寝不足の脳はイライラに反応しやすく、かつ、イライラを蓄積させやすい状態になってしまうのです。
寝不足によるイライラを解消するために
寝不足によるイライラは脳に原因があるので、イライラを解消するためには脳をリラックスさせる必要があります。
脳をリラックスさせる方法としてはアロマオイルが効果的です。
アロマオイルはインターネットショップなどで気軽に購入でき、保存が効くので寝不足気味の方は常備しておくといいでしょう。
また、カモミールティー、ローズヒップティーなどのハーブティーにも心を落ち着かせる効果があります。
その他、日中に適度な運動を行うと気分がリフレッシュされるだけなく、筋肉に疲労が蓄積されるので夜中にグッスリと眠ることができるようになり、寝不足が改善されるでしょう。