寝不足による“めまい”の特徴と解消法。急にめまいが起きたらどう解消したら良い?

めまいは日常的に起きる症状の一つで、その多くは過労、貧血、低血圧などによって引き起こされますが、寝不足の時もめまいが起きることがあります。

寝不足によるめまいの特徴と解消法

寝不足になると血行が悪くなり、血圧が下がり易くなります。

また、寝不足になると交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経に乱れが生じます。

自律神経は血管や内臓の機能をコントロールする役割を担っているため、この働きが乱れてしまうと体にさまざまな不調が生じることになります。

そのため、寝不足の方は健常者と比べると椅子から立ち上がった時などにめまいを覚える可能性が高いのです。



寝不足めまいの特徴ってどんなの?

寝不足めまいの特徴ってどんなの?

寝不足のめまいは目の前がクラクラするような症状をともなうのが特徴ですが、めまいはさまざまな原因によって引き起こされるため原因を特定しにくいという難点があります。

めまいには脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などの重い病気が隠れていることもあるため、素人判断は危険です。

目の前がクラクラするような症状をともなうめまいを覚えた方は寝不足の可能性がありますが、症状が酷いという方は早めに専門医に相談した方がいいでしょう。

 

めまいが起きたらどうすれば良い?

めまいが起きたらどうすれば良い?

めまいが起きた時の対策ですが、基本的にはすぐにその場にしゃがみ込むのが有効です。

これには頭を下げることで脳への血液の循環が促され意識をハッキリさせるという効果の他、めまいによって転倒した際の怪我を回避するという目的が含まれます。

寝不足の方は日中もあまり頭が働いていないかもしれませんが心がけておくといいでしょう。

また、可能であれば昼寝を取るのも効果的で、昼寝を取れば寝不足によるほとんどの不調は軽減されます。

 

寝不足によるめまいを解消するために

寝不足によるめまいを解消するために

寝不足のめまいの根本的な解消のためには十分な睡眠を確保することが必要です。

寝不足でめまいを起こすという場合は普段の生活習慣に問題があることが多いので、まずはその見直しを行います。

夜遅くまでテレビを見たり、パソコンを使ったり、ゲームで遊んでいたりするという方も多いですが、これらには睡眠時間を削るだけでなく、強い光によって脳を覚醒させてしまうという悪影響があります。

そのため、睡眠の一時間前にはテレビ、パソコン、ゲームを止めるように心がけ、睡眠前にマッサージやストレッチなどのリラックスタイムを設けることでグッスリと眠ることができます。

しかし、仕事の関係上どうしてもパソコンで作業をしなければならないといった方もいることでしょう。

その場合はパソコンの画面の明るさを下げるなどの工夫が有効になります。

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