お茶に含まれるテアニンが良質な睡眠を促す? テアニンと睡眠の関係を知る

テアニンはお茶の他、椿や山茶花などの一部の植物の中に存在することで知られています。

そんなテアニンと睡眠には一体どういった関係があるのでしょうか?

お茶に含まれるテアニンが良質な睡眠を促す

 

まずは『テアニン』について簡単に説明します。
テアニンは主にお茶に含まれるアミノ酸の一種であり、お茶のうま味と甘味を引き出す役割を持つ成分です。

 

テアニンはお茶の木の根の部分で生成され、成長とともに葉へと移動します。
そして葉が日光を浴びる事によって、テアニンはお茶の渋み成分とされるポリフェノールの一種である、カテキンへと変化します。

 

テアニンは緑茶、ウーロン茶、紅茶などの全てのお茶に含まれていますが、
その中でも、日光を遮って日陰で育てられる玉露や碾茶は、テアニンがカテキンに変わり難くなるため、テアニンを豊富に含んだままの状態で採取されます。

 

玉露や碾茶はうま味と甘味が強いお茶となっているのはこのためですね。

 

また、テアニンは二番茶より一番茶、一番茶の中でも新芽に多く含まれます。
成熟した芽はテアニンも少なくなるので、味わいはあっさりしたものになります。

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テアニンの健康効果について知る

 

テアニンの健康効果として代表的なものがリラックス効果です。

人間はリラックス時において、α波という脳波が出現しますが、
テアニンの摂取後には約40分から50分でα波が増加するということが分かっています。

 

リラックス効果は不安傾向が強く、常に緊張状態にある方には特に効果が顕著に表れます。
また、テアニンの濃度が高ければ高いほどα波が強く現れるため、
テアニンのリラックス効果はテアニンの摂取量に比例する事が分かっています。

 

さらに、ラットを使った実験では集中力や記憶力が高まるという結果が出ています。
これは脳血管関門を通過して脳内に入り込んだテアニンが、
神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンの濃度変化を引き起こすためと考えられています。

 

テアニンと睡眠の関係。テアニンが良質な睡眠を促す?

 

テアニンには脳の興奮を抑制して神経を沈静化させるため、寝つきを良くし、
眠りを深くするという効果もあります。

また、睡眠から覚醒への移行もスムーズになり、
テアニンを摂取することで起床時には眠気や疲労感のないスッキリとした目覚めを味わえます。

 

上述した通り、テアニンは主にお茶に含まれています。
そのため、睡眠不足や慢性疲労に悩んでいるという方は、睡眠前にお茶を飲むように心がけた方がいいでしょう。

特に冷たいお茶の場合、水出しをすると渋みの主成分であるタンニン、
苦味の主成分であるカフェインが出難く、その代わりにテアニンが出易くなりますのでおススメです。

ただし、あまり冷たいお茶を飲み過ぎるとお腹が冷えてしまい、睡眠の妨げになる場合もあるので注意が必要です。

 

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