節分の日は晩御飯に『恵方巻き』を食べる方が多いのではないかと思います。
毎年TVなどで「恵方」を知る方も多いと思いますが、
その「恵方」誰がどのようにして決めているか知っていますか?
まず、恵方巻きは毎年決められた方角を向いて食べますよね?
その食べる方角を「恵方」と言います。
そして「恵方」はどうやって決まっているか知っていますか?
どっかの偉い誰かが決めているのでしょうか?
「よくわかんないけど、お店やテレビで言っていたから~」
って方も多いのでは?
もちろんそれでもOKですが、せっかくなのでこれを機に恵方について学んでみましょう!
恵方巻きを食べる方角は誰が決めているのか?
恵方巻きを食べる方角ですが、
毎年誰かが決めているのではなく、実は既に来年以降の分も全て決まっています。
実は恵方には、
『十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)』
と言うものがあり、それぞれ方角が決まっているんです。
要は十二支の親戚みたいなものですね。
こちらが十干(じっかん)の一覧です。
表に記載の通り、西暦年の1の位の値を見れば、その年の「十干」が分かります。
今年は2018年なので、1の位は「8」
つまり今年の十干は『丙・辛・戊・癸』のグループとなる訳です。
そして、それぞれの十干に方角が決まっていて、
該当する十干の方角が『その年の恵方』となるんですね。
また、表を見れば分かるように、実は恵方は四種類しかありません。
その中でも南南東は四つの十干が割り当てられているため、他の方角よりあたる回数が多くなります。
今年の十干は『丙・辛・戊・癸』のグループなので、『今年の恵方=南南東(やや南)』となります。
ちなみに、恵方巻きの起源に関しては諸説いろいろあり、正確なことはわかっていませんが、
ここまで全国的に広がったのは、
コンビニや海苔業者の 策略 努力の賜物だそうですよ。
それでは皆様、今年一年無事に暮らせるように、楽しい節分を過ごしましょう~
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